イチローズモルト秩父ザ・ピーテッド2018

ワールドウイスキーアワードで世界一に輝くなど、日本での人気はもちろん、世界的にも人気のあるウイスキーのイチローズモルト。
蒸溜所創始者の孫である肥土伊知郎が創業したベンチャーウイスキーの秩父蒸溜所。2008年2月に稼働を始め、秩父の風土に根ざしたシングルモルトウイスキーづくりが行われている。

1.メーカー

株式会社ベンチャーウイスキー

2.蒸留所

「秩父蒸溜所」は東京の北西約100km、埼玉県秩父市に設立された。ジャパニーズウイスキーであることに誇りを持ち、小さなミル、マッシュタン、ミズナラ製の発酵槽、スコットランド・フォーサイス社製のポットスチルで、ハンドクラフト(手づくり)にこだわりモルトウイスキーを生産している。
蒸溜所は市街地から車で30分ほどの小高い丘の上に建てられた。夏は高温多湿、朝晩が氷点下にいたる寒さの厳しい環境だ。しかしその厳しい環境はウイスキーの熟成に多大な影響を与えると言われ、短い熟成期間にも関わらずフルーティでバランスの良いウイスキーが仕上がっている。
仕込みには天然のミネラルが溶け込んだ大血川渓谷水系の軟水を使用。また近年では地元埼玉県産の大麦を使い、小ロットながらフロアモルティングを始めている。
スコッチウイスキーの伝統的製法に習いウイスキー造りを行い、秩父の風土が生み出す独特の個性を確立させようとしている。日々、様々な樽を使い秩父に適した新しい個性を探求することにも余念がない。
現在の定番商品には、羽生蒸溜所の原酒と秩父蒸溜所の原酒をヴァッティングしたダブルディスティラリーズ、ワインウッドリザーブ、ミズナラウッドリザーブの3種類を主軸に、数量限定で秩父The First 3年、秩父The Floor Malted 3年、秩父The Peatedなどのシングルモルトもリリースされ始めている。いずれも国内外で高い評価と数々の受賞を誇り、世界のウイスキーファンから注目を浴び続けている。

3.商品名

イチローズモルト秩父ザ・ピーテッド2018

4.特徴

グラスの中で幾度も姿を変える複雑なフレーバー

製麦作業でピート(泥炭)を使用して麦芽を乾燥させているために、スモーキーな個性の強い原酒になりました。

重みのあるピート香と、その奥に香る完熟前のバナナの様な甘さと酸味。バランスよく主張しあうスモーキーさとフルーティーさは、加水でさらに余韻を柔らかく響かせます。そのスモーキーさに一旦心惹かれると癖になる非常に魅力的な香りでもあります。原酒そのままの個性を楽しんでいただくためにノンチルフィルター、ナチュラルカラーでボトリングしています。

タイプ:シングルモルト
原材料:モルト
アルコール分:55.5%

5.受賞歴

現時点では受賞歴はありません。

6.価格

参考小売価格:700ml  12,000円(税込:12,960円)
通販やネットオークションでは30,000円前後の価格で販売されています。(2019年3月28日時点)

BAR新海での提供価格

「BAR新海」では、このウィスキーを
15ml:1,400円
30ml:2,800円
45ml:4,200円
にて提供しております。

7.まとめ

秩父で熟成された様々な個性豊かなモルトやグレーン原酒をバランス良くバッティング。ロック・水割り・ソーダ割りどれでも美味しく飲めるオールラウンドなウイスキーです。
秩父蒸溜所の蒸留開始から10周年を記念したこの1本を、どうぞBAR新海でご賞味下さいませ。