[新入荷]十年明Half Decade(三郎丸蒸留所)

日頃より「虎ノ門 BAR 新海」をご利用いただき誠にありがとうございます。
若鶴酒造の三郎丸蒸留所より地域限定販売の国産ウィスキーが入荷しましたのでお知らせいたします。

十年明 Half Decade

三郎丸蒸留所が北陸地域限定で発売したウィスキー。

三郎丸蒸留所の近くに”十年明(じゅうねんみょう)”と呼ばれる地があります。かつてここには、人々が菜種から採った油で明かりを灯すために、菜の花畑が広がっていました。その灯のように、人の心を優しく照らしたい・・・そんな願いを込めて名付けられたようです。

5年以上の熟成を深めた原酒を吟味し、三郎丸蒸留所の特徴であるスモーキーさはそのままに、やさしく深みのあるウィスキーです。

<45ml : 1400円>

北陸で唯一のウィスキー蒸留所

富山県の若鶴酒造は、1952年にウィスキーの製造免許を取得し、日本のウィスキーの歴史の中でもかなり早期にウィスキー作りに取り組み「サンシャインウィスキー」を製造発売しました。

2016年、蒸留所の老朽化がかなり進んでいたため「三郎丸蒸留所改修プロジェクト」としてクラウドファンディングで集めた改築資金により、2017年に北陸でただひとつの見学のできるウイスキー蒸留所として改修が完了しました。

2018年には、三宅製作所製の最新型マッシュタンを導入。2019年には、世界初の鋳造製蒸留器「ZEMON」を開発。高岡銅器の梵鐘の技術から生まれたまったくあたらしいポットスチルで、三郎丸蒸留所と梵鐘造りの名匠である老子(おいご)製作所により開発されました。

現在は、新しい設備で新たなウィスキー作りを行っていながら、古くからのウィスキー作りにより貯蔵されていた樽を使用して、「シングルモルト三郎丸」「ムーングロウ」「サンシャインウィスキー」を製品化して販売しています。

これから更なる発展に期待できそうな蒸留所です。