白州18年

日本最古の蒸留所で造られる「山崎」とは異なった味わいのウィスキーを作りたいと考えた二代目マスターブレンダー佐治敬三の決断により山梨県の南アルプス・甲斐駒ヶ岳の麓に新たに蒸留所を建設して作ったのが「白州」でした。
ウィスキー作りに欠かせない美味しい「水」を追い求めて日本中で蒸留所に適した地を探し辿り着いたのが白州でした。大自然に恵まれた環境で18年の熟成を経て注がれる「白州18年」を是非お愉しみください。

1.メーカー

サントリースピリッツ株式会社

2.蒸留所

サントリー白州蒸留所(1973年)

世界でも稀な森の蒸溜所。
サントリーの創業者 鳥井信治郎の息子、佐治敬三が二代目マスターブレンダーを引き継ぎ、山崎とは異なる個性のウィスキーを求め、日本中でウィスキー作りに適した地を探し回りました。山崎蒸留所の開業からちょうど50年を迎えた1973年に、約82万平方メートルの豊かな森に、白州蒸溜所は完成しました。海抜約700mという高地に位置することも、広大な森の中にあることも、世界的に稀なモルトウイスキー蒸溜所の誕生でした。

〒408-0316 山梨県北杜市白州町鳥原2913-1
営業時間:9:30~16:30(最終入場 16:00)
休業日:年末年始・工場休業日(臨時休業あり)
https://www.suntory.co.jp/factory/hakushu/

3.商品名

サントリーシングルモルトウィスキー 白州18年

4.特徴

熟した果実のような、深い香りとほのかなスモーキーさ。

酒齢18年以上の長期熟成モルトが、 深い香りとほのかなスモーキーさを醸し出します。
複雑なコクと甘み、馥郁とした樽香が見事に調和。
スモーキーで心地よい余韻をお愉しみください。

<テイスティングノート>
爽快さはそのままに、長期熟成モルトならではの深い味と香り。
複雑なコクと甘み、豊かな樽香が見事に調和。 かすかなスモーキーさを含んだ余韻も心地よい。

色:濃い黄金色
香り:メロン、マンゴー、ミルクキャラメル、ほのかにスモーキー
味:はちみつのような甘さ、甘酸っぱさ
フィニッシュ:熟した果実香、スモーキーで心地よい余韻

5.受賞歴

  • 2017 ISC 金賞
  • 2016 ISC 金賞
  • 2016 SWSC 最優秀金賞
  • 2015 SWSC 最優秀金賞
  • 2014 ISC 金賞
  • 2013 ISC 金賞
  • 2010 IWSC 金賞「ベスト・イン・クラス」
  • 2010 IWSC 最高賞「トロフィー」
  • 2009 ISC 金賞
  • 2009 SWSC ダブルゴールド(最優秀金賞)
  • 2007年 IWSC金賞「ベスト・イン・クラス」
  • 2006年 ISC金賞

※1)ISC:Internationl Spirits Challenge(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)
※2)SWSC:San Francisco World Spirits Competition(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)
※3)IWSC:International Wine & Spirit Competition(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)

6.価格

メーカー希望小売価格:25,000円
ですが、山崎18年同様、超品薄状態の為この定価での小売店販売は皆無という状況です。

通販やメルカリ等では、48,000円~70,000円程で取引されているようです。山崎18年程ではありませんが、こちらも定価の2倍~2.5倍。かなりの価格が上がっています。(2018年11月10日時点)

楽天市場

amazon

メルカリ

BAR新海では、1杯8,300円(45ml)で提供しております。
普通の酒屋等では絶対に手に入らない白州18年。通販では5~7万円。
「1杯飲んでみたい!」というお客様にはかなりお得な価格ではないでしょうか?
是非、ストレートもしくはロックでお愉しみください!
勿論、当店でお愉しみ際は「江戸切子」でお出しいたします。

7.まとめ

「山崎18年」ほどではないものの、「白州18年」もかなりプレミア付きの商品になってきています。当然ながら「味」が絶品なのは間違いありません。希少価値を含んだ価格に見合った味と考えて間違いないと思います。
白州18年を作り出す原酒が製造されたのが今から18年以上前であり、2000年になります。この時、日本のウィスキー消費量は下降線を辿っていて、将来的にウィスキーが爆発的に人気になるなんて誰も予想してませんでした。2008年頃まではウィスキー消費量が下降し続けていたで、少なくともあと10年くらいは今のような調子で長期熟成の国産ウィスキーの希少価値は高いままで行くのではないでしょうか。